この時を永遠にしようとは思わない
この時はこの時で結構だ
私にも刹那をおのがものにするだけの才覚はある
既にいま陽は動いている
というその言葉も
砂の上に書いたにすぎない
それも指でではなく
すぐに不気嫌に変る上気嫌な心で
子供は私に似ている
子供は私に似ていない
どちらも私を喜ばせる
貝殻と小石と壜の破片と
そのように硬くそして脆く
私の心も星の波打際にころがっている
...
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