海という
この一語にさえいつわりは在る
けれどなおも私は言いつのる
嵐の前の立ち騒ぐ浪にむかって
海よ………
そうして私が絶句した
そのあとのくらがりに
お前の陽に灼けた腕を伸ばせ
何の喩も要らぬお前のからだ
口が口を封じる
匂いのないすべる汗
だが人は呻く
呻きは既に喃語へと変る
熱い耳に海よりも間近に
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