座る Poem by Shuntaro Tanikawa

座る

ソファに座っている
薄曇りの午後
剥き身の蛤みたいに

しなければいけないことがある
だが何もしない
うっとりと

美しいものは美しく
醜いものも
どこか美しく

ただここにいることが
凄くて
私は私じゃなくなる

立ち上がって
水を飲む
水も凄い

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Shuntaro Tanikawa

Shuntaro Tanikawa

Tokyo City, Japan
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