あるがまま Poem by Shuntaro Tanikawa

あるがまま

親しい死者が
また旅行鞄を前に
途方に暮れて

タマシイを探しあぐねて
杏仁豆腐を前に
生き残っている私たち

雨がやみ
薄陽に空は明るみ
市況が街にまたたく

すべてはあるがまま
動いていく
思い出に向かって

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Shuntaro Tanikawa

Shuntaro Tanikawa

Tokyo City, Japan
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